ゆみるんカレーを作った翌日、
洗った鍋からカレーのにおいが…。
オートクッカービストロでカレーや角煮を作ったあと、内鍋やフタににおいが残ることがあります。
次に作る料理ににおいが移りそうで、ちょっと心配になりますよね。
わが家はカレーやシチューをよく作るので、においとの付き合いは避けて通れません。
実はオートクッカービストロには、水を煮沸してにおいや汚れを浮かせる「お手入れモード」があります。
この記事では、公式のお手入れ方法で、カレーのにおいが本当にリセットできるのかを実際に検証します。
オートクッカービストロの「お手入れモード」とは?
お手入れモードは、内鍋に水を入れて煮沸することで、においや汚れを取りやすくする機能です。
加熱時間は約45分。スイッチを押したら、あとは待つだけです。
キッチンポケットアプリでは、「お手入れ」もレシピと同じ公式メニューのひとつとして登録されています。
しかも★4.7の高評価、期待できます。


材料(?)は水と、においが強い時は緑茶を使います。




出典:パナソニック公式FAQ「オートクッカーのお手入れ方法は」/キッチンポケットアプリ「お手入れ」画面



緑茶が公式ワザなの、
ちょっと意外ですよね…!
気になるのは、注意書きの最後の一文。「においや汚れは完全に取れないことがあります」と、公式がなかなか正直です。
どこまで取れるのかは、実際に試して確かめるしかありません。
というわけで、検証してみます!
【検証】カレーのにおいは消えるのか?
お手入れモード実行前
今回の検証条件は、次のとおりです。
直前に作った料理は、ポークカレー。
内なべと内ふたは、キッチン洗剤でいつもどおり手洗いを済ませた状態で、見た目はきれいに洗えています。


でも、ふたを開けた瞬間に「プーン」とあたりにカレーのにおいがただよいます。
におい残りレベルは、★★★★★(5段階中5)。
つまり「きちんと洗ったのに残るにおい」を、お手入れモードでリセットできるか、という検証になります。
実際の流れ
使い方の流れは次のとおりです。
水の量は「内なべの一番下の線」まで(1200mL)です。
今回はニオイがひどいので、緑茶葉を小さじ2使います。


内なべを本体に入れ、ふたを閉めてハンドルをロックします。


「お手入れ」はアプリ限定メニュー。
キッチンポケットアプリで<オートクッカーへ送信>を押し、本体が受信したら<START>を押します。


ブザーが鳴るまで約45分。そのあいだは、ほったらかしでOKです。
約45分後。できあがりのブザーが鳴ったので、キッチンへ戻ります。
すると、なぜか部屋じゅうにただようカレー臭。



な、なぜ部屋じゅうが
カレーのにおいに…!?
煮沸で、内なべにしみついたにおいが追い出されているのかもしれません。
ふたを開けると、緑茶が内なべや軸のまわりにこびりついていて、ギョッとしました。


肝心のにおいはというと──カレーの中に、ほんのり緑茶の爽やかな香り。
鍋もお湯もかなり熱くなってます。
やけど防止のため、冷めてから中性洗剤とスポンジで洗って完了です。


お手入れモード実行後


洗い上がりの内なべと内ふた、においを嗅いでみると──
におい残りレベルは、★★★★★ → ★★☆☆☆(5→2)まで下がりました!
内鍋も内ふたも、顔を近づけるとまだほんのりカレーのにおいがします。
おかずを作るには問題なさそうですが、プリンなどの甘いデザートを作るには、ためらうレベルです。
公式の「においや汚れは完全に取れないことがあります」という注意書きは、本当でした。
とはいえ、においレベルが5→2まで下がったので、効果はしっかり実感できました。
お手入れモードでも落ちない部分は?
お手入れモードは万能ではなく、ふだんの手洗いとセットで使う機能です。
公式のお手入れ方法を、部品ごとに整理しました。
| 部品 | お手入れ方法 |
|---|---|
| 内なべ・内ふた・羽根 | 使うたびに、中性洗剤+やわらかいスポンジで手洗い(蒸し板は使ったときだけ) |
| パッキン | やさしく丁寧に洗う(強くこすらない) |
| 羽根・軸まわり | 羽根は軸の穴の中まで洗う。すき間は先のかたい物でつつかず、シリコンのへらなどを使う |
| 本体 | かたく絞ったふきんで拭く |
| 熱板・センサー | 汚れが落ちにくいときは中性洗剤を含ませたナイロンたわしで軽く磨く |
注意点もあります。食器洗い乾燥機・食器乾燥機は使えません(部品の腐食や塗装劣化の原因になるため)。


金属たわし・漂白剤・ベンジンなどもNG。内なべを洗いおけ代わりにするのも、フッ素加工がはがれる原因になるので避けましょう。
本体の底:凹凸に汚れがたまりやすい
実際に使っていて気になるのが、本体の底(内鍋をセットする部分)です。
底が平らではなく凹凸があるので、すき間に汚れがたまりやすいです。


本体は丸洗いできないので、汚れが固まる前に、かたく絞ったふきんでこまめに拭くのが現実的な対策です。
落ちにくくなってしまったら、中性洗剤を含ませたナイロンたわしで軽く磨きます(公式FAQに記載の方法です)。
内ふた:ゴムパッキンが取り外せない
内ふたにも、地味に洗いにくいポイントがあります。
ゴムパッキンが取り外しできないため、パッキンと内ふたのすき間が洗いにくいんです。


ゴムパッキンの内側に洗い残しがあることが多いので、意識してスポンジを奥まで入れるようにして洗います。
また、水切れも悪く、ゴムパッキンの内側が乾きにくいです。
軸まわり:根元のすき間はシリコンのへらで
内鍋の真ん中には、羽根を取り付けるための軸(柱)が立っています。
鍋底かき混ぜというオートクッカー最大の強みを支える部分なのですが、軸のまわりやすき間にも汚れがたまりやすいんです。


羽根:軸を通す穴の中も洗う
軸に差し込む羽根そのものの穴の中にも、汚れがたまりやすいです。
公式FAQでも「羽根は軸の穴の中も洗う」と、わざわざ名指しされている場所です。


ここで気をつけたいのが道具選びです。爪楊枝のような先のかたい物でつつくのはNG。
公式FAQでは、シリコンのへらなど、先のやわらかい物を使うよう案内されています。
内鍋の裏:羽根を回す部品がついている
内鍋をひっくり返すと、裏側の中央に羽根を回すための金属部品がついています。


ふつうの鍋の底とは違う複雑な形なのです。
鍋底なので汚れは少ないですが、乾きにくいので使用前に水気をチェックしたい場所です。
まとめ:お手入れモードで「においリセット」はできる?
検証の結果、お手入れモードでカレーのにおいは★★★★★ → ★★☆☆☆(レベル5→2)まで減りました。
完全には消えないものの、ふだんのおかず用なら十分な効果です。
甘いデザートを作る前は、もう1回お手入れが必要かもしれません。
この記事のまとめ
- お手入れモードは「水の煮沸」でにおい・汚れを浮かせる機能(約45分)
- 強いにおいには、緑茶の出がらしか緑茶葉が公式の方法
- ふだんの手洗いは基本3点(内なべ・内ふた・羽根)。食洗機はNG
- 検証の結論:におい残り ★★★★★→★★☆☆☆。おかずはOK、甘い物の前は要注意



完璧じゃなくても、だいぶスッキリ。
カレーの後の定番になりそうです♪
オートクッカービストロを1年使った本音レビュー(お手入れのデメリットも正直に書いています)はこちらです。


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